代表的なコンピューターウイルスの種類とそれぞれの症状など特徴紹介

代表的なコンピューターウイルスの種類とそれぞれの症状など特徴紹介

「コンピューターウイルス」はインターネットを利用する方には非常に厄介な存在ですよね。

そこで、コンピューターウイルスにどんな種類があるのか知っていますか?
コンピューターウイルスの存在は知っていても種類まで知っている方は意外に少ないのではないでしょうか。

コンピューターウイルスは、他人のパソコンなどから情報を盗んだり壊したりする目的で、悪意のある第三者によって意図的に作られた不正なプログラムを指すマルウェア(悪意のあるソフトウェアや悪質なコードの総称)の一種です。

ということで今回は、代表的なコンピューターウイルスの種類とそれぞれの症状などの特徴をご紹介していきます。

1.コンピューターウイルスの定義とは?

コンピューターウイルスの定義とは?
コンピューターウイルスは、インターネット上に存在する悪意のある第三者が意図的に作った不正なプログラムです。
「マルウェア」と呼ばれる悪意のあるソフトウェアや悪質なコードの一種になります。

何らかの理由でパソコンやスマホにコンピューターウイルスに感染すると、端末内の重要なファイルやデータが盗まれたり壊されたりします。その結果、機密情報の漏えいや個人情報の流出、ネットワークシステムの停止などの重大な被害が発生するのです。

そこで国もコンピューターウイルスを含めたサイバー攻撃に対して「サイバーセキュリティ基本法」を2015年に施行し、国レベルで対策強化が進められています。さらに、経済産業省からは「コンピューターウイルス対策基準(平成12年12月最終改定)」が設けられ、その中でコンピューターウイルスは以下のように定義されています。

2.用語の定義
(1)コンピューターウイルス(以下「ウイルス」とする。)
第三者のプログラムやデータべースに対して意図的に何らかの被害を及ぼすように作られたプログラムであり、 次の機能を一つ以上有するもの。
(1)自己伝染機能
自らの機能によって他のプログラムに自らをコピーし又はシステム機能を利用して自らを他のシステムにコピーすることにより、 他のシステムに伝染する機能
(2)潜伏機能
発病するための特定時刻、一定時間、処理回数等の条件を記憶させて、発病するまで症状を出さない機能
(3)発病機能
プログラム、データ等のファイルの破壊を行ったり、設計者の意図しない動作をする等の機能

(引用:『経済産業省|コンピューターウイルス対策基準』)

以上のように「自己伝染機能」、「潜伏機能」、「発病機能」のいずれかの機能を持ったものがコンピューターウイルスになります。

2.代表的なコンピューターウイルスの種類は3種類!それぞれの特徴紹介

代表的なコンピューターウイルスの種類は3種類!それぞれの特徴紹介
ご紹介した3つの機能のいずれかの機能を持っている不正プログラムがコンピューターウイルスになります。
コンピューターウイルスには実に多くの種類はありますが、特に被害が多く発生している代表的な種類が以下の4種類です。

【代表的なコンピューターウイルスの種類】

  • ファイル感染型
  • マクロ感染型
  • トロイの木馬型
  • ワーム型

ここからは、上記4種類のコンピューターウイルスの特徴を簡単に紹介していきます。

ファイル感染型とは?

病気のウイルスと同じように、端末内のファイルやデータに感染してプログラムを勝手に変更して増殖していくウイルスです。
そのファイル感染型には、「上書き型」や「追記型」といったタイプがあり、被害内容が感染するタイプによって異なります。

単純に上書き型は感染したファイルを書き換えて上書きするタイプで、追記型はファイルにプログラムを書き加えるタイプになります。厄介なのは上書き型になり、感染を発見するのが難しいうえに元のファイルに上書きされるのでデータの復元が困難になるのです。

マクロ感染型とは?

マイクといえばExcelですが、マクロ感染型ウイルスはまさにExcelに代表するマクロ機能に感染するウイルスです。
Excelなどマクロ機能を有しているファイルを開いたときに感染します。

電子メールでExcelデータなどの文書のやりとりを通じて被害が拡大するのが大きな特徴です。
特定のソフトウェアで実行しないと感染しませんが、マクロ機能が使える端末ならOSの種類に関係なく感染してしまいます。

トロイの木馬型とは?

トロイの木馬というウイルスを聞いたことがある方は多いと思いますが、特徴は一見悪意のあるプログラムではないように見せかけながら、実は端末内のデータを破壊したり流出されたりしている厄介なウイルスです。

その手口は健全そうなプログラムだと思わせてユーザーの端末にダウンロードさせる、いわゆる「偽装」が主流でしたが、近年はOSなどの脆弱性(セキュリティ上の欠陥)を利用して勝手にインストールされてしまうケースも増えています。

ワーム型とは?

ワーム型は上記のウイルスと異なり、自身で増殖できるウイルスです。
独自に増殖・活動できるため厳密にいえばウイルスとは異なりますが、一度感染すると端末内のファイルの破壊活動を行うほか、ほかのネットワークシステムに侵入するなどの被害が発生します。

ワーム型は電子メールを介してウイルス感染が広まるほか、USBメモリ、Web サイトなどを介して拡散するケースもあります。

以上、4種類のコンピューターウイルスをご紹介しましたが、いずれのウイルスも感染すれば情報漏えいやデータの消去・改ざん、システム停止などの被害が懸念されるので、ウイルス対策ソフトなどの防止対策は確実に実施しておきましょう。

3.まとめ

コンピューターウイルスはインターネットの利用する人にとっては厄介な存在ですよね。
コンピューターウイルスはマルウェアの一種であり、「自己電線機能」「潜伏機能」「発病機能」のいずれかの機能を有しています。

今回は代表的な4種類のコンピューターウイルスをご紹介しました。
どのウイルスも感染すれば個人はもちろん企業では大きな悪影響をもたらす危険があるので、感染予防としてまずは不審なデータやファイルは開かないことが基本中の基本です。

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