今では多くの人が気軽にパソコンやスマホでインターネットを楽しんでいますが、コンピューターウイルスの感染は注意しているでしょうか?
パソコンに普段とは違う動作をする症状が表れたときはウイルス感染の疑いがあります。
しかし「コンピューターウイルスに感染したとき実際にどんな症状が表れるのか?」など、感染したときの症状の特徴を知っておかないと、単なる端末の故障かな?と感じてしまいますよね。
というわけで今回は、コンピューターウイルスに感染したときに表れる症状についてお話していきます。
1.コンピューターウイルスに感染したときに表れる主な症状
コンピューターウイルスは当然インターネット上に存在し、悪意のある第三者が意図的に作った不正なプログラムになります。
そこで、コンピューターウイルスに感染したとき企業が受ける直接的な被害として、
- システムが破壊および停止
- 個人情報の漏えいや顧客情報の流出
- データの改ざん
などの被害が想定され、一度でも被害が発生すれば社内システム停止による損失、顧客情報流出による社会的信用の低下など企業運営に大打撃を与えてしまいます。
このような被害が拡大させないためにも、早期に発見して何らかの対策を施すことが重要になるのです。
ここからは、コンピューターウイルスに感染したときに表れる主な症状をご紹介していきます。
コンピューターウイルスに感染したときの主な症状
お使いのパソコンで以下のような症状が表れたときはコンピューターウイルスに感染している恐れがあります。
- パソコンの全体的な動作が遅くなる
- 突然フリーズしたり強制終了したりする
- CPU使用率が勝手に上下する
- 不自然な広告などがデスクトップ画面に表示される
- インストールした覚えのないソフトがデスクトップに追加されている
- インターネットが勝手に切断される(表示速度が遅く感じる)
- インターネットを立ち上げたとき知らないページが最初に表示される
- お気に入りやツールバーが勝手に追加されている
- 作成したファイルが開かない
- 作成した覚えのないファイルが追加されている
- ファイル・フォルダの名前や拡張子が不自然なものに変わっている
- メールの送信フォルダに送信した覚えのない送信履歴がある
- 迷惑メールが大量に届きだした
他にも挙げられますが、コンピューターウイルスに感染したときに表れる主な症状をこのようなものがあります。
2.コンピューターウイルス感染の疑いがあるときの対策とは?
前項で紹介した症状のうち1つでも当てはまる症状があるときは、社内ネットワークに接続しないなどの対策を行うだけでウイルスの拡散を予防することができます。
現在のオフィスは社内ネットワークが構築されるので、社内の1台のパソコンにウイルス感染すれば、そのウイルスが社内すべてに拡散して被害が大きくなる可能性があります。
そのため、ウイルス感染が疑われるときは即座に社内ネットワークから切り離すことが重要なのです。
しかし、上で紹介した症状でも「感染に気付きやすい症状」と逆に「気付きにくい症状」があるので、素人が判別するのは難しいと言われています。
このようなことから、ネットワーク接続しているパソコンなどの端末には「セキュリティ対策ソフト」をインストールしておくことが最低限の対策になります。さらに、パソコンのOSやセキュリティ対策ソフトの更新情報は常にチェックして、常に最新情報にアップデートおくことが重要です。
セキュリティ対策ソフトをインストールして最新の情報に更新していれば、100%ではないものの大抵のウイルスを検知して除去してくれます。
3.まとめ
パソコンやスマホでインターネットが気軽に楽しめるようになりましたが、それに伴ってコンピューターウイルスの感染による被害が問題視されています。万一企業のネットワークにウイルス感染してしまうと、社内システム停止、顧客情報流出などの被害が発生する危険があります。
今回はコンピューターウイルスに感染したときの主な症状としていつくかの症状をご紹介しましたが、1つでも当てはまる症状があるときは社内ネットワークから切り離すことが重要になります。
また、コンピューターウイルスも常に進化しているので、セキュリティ対策ソフトを最新の情報にアップデートするなどの対策も確実に行いましょう。